快適な箱に守られながら

久しぶりの、オーストラリア徒然

ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在を
していた頃。パースという、南西の街で1ヶ月
滞在した後、ケアンズを目指し、一人旅へ。

手にしたグレイハウンドパスは...



7000km





本州(日本)が約2000kmですが、7000km
あっても、オーストラリアは半周しかできません。


何日もバスに揺られる日々。
パースからダーウィン、マウントアイザ...
北部や内陸は、乾燥した熱帯性気候。
何10kmも、ひたすらサバンナのような景色が
続きます。



↑こんな感じの風景。
(これは内陸部のカタジュタ)


時には、道の脇に錆びてぼろぼろになった車が
乗り捨てられていたり...。動物も、あまりの
暑さで見掛けることはありません。

冷房の効いた快適な箱(バス)に揺られながら...



『人間って、この大自然の前にはなんて弱い存在
 なんだろう...』



そう感じたことを、今でも思い出します。


この箱の内と外では、世界がまるっきり変わって
しまう。守られていなければ、生きていられない
自分。


いかに日々、甘えて生きているか。
自分一人で生きているなんて思うのは、あまりに
おこがましいことなんだ...と、思い知らされ
ました。

自分の小ささを感じられるほど、感謝できるし、
驕らずにいられるのかもしれない。


あの頃の体験が、思わぬ形で、今の私を支えて
くれています。



謙虚に、日々精進...



  


2010年12月15日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 21:52Comments(0)オージーライフ

パロネラパーク

こんばんは、ひよこまめです。
久しぶりに、オージーライフの記事を...。

20~21歳までオーストラリアにワーキングホリデーで
滞在していました。

いろいろな場所を旅しましたが、海が好きなこともあり、
ケアンズには半年滞在していました。

ケアンズから車で約1時間半の場所に、パロネラパーク
という古城跡があります。
スペイン人のホゼ・パロネラという人が、お城を持ちたいと
いう夢を叶えるために作ったお城と言われています。
(1935年に完成)



現在では既に朽ちた状態でコケが生えていますが、
今でも噴水があり、不思議な雰囲気の漂う庭園は、
ラピュタを彷彿とさせる感じです。



ラピュタのモデルのひとつと言われていることに関しては、
賛否両論あるようですが、確かにこじんまりとはしていた
けれど、人の生み出した栄華と夢、そして朽ちてなお、
草木に覆われ、その姿を静かに保つ様は、自然の中で
生かされている人間の光と影を思わずにはいられません。

個人的にはとても好きな場所です。

↓夜のパロネラパークも見られます。
http://www.paronellapark.com.au/japan/

夏は蚊が多いので、おでかけの際はお気をつけくださいね。^^  


2010年08月18日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 00:43Comments(0)オージーライフ

開放的っ!すぎるからっ!

こんばんは。ひよこまめです。
今日はお茶とは全く関係のないお話。

私は20歳~21歳まで、ワーキングホリデーでオーストラリアにいました。
海と空が大好きな私。
一人旅の予定が、途中立ち寄ったケアンズが気に入ってしまい、
半年も居ついてしまったのです。

お部屋探しの時、直感でシェアハウスを決め、いざ入居。

改装中だよ、と言われた1階のリビングは...








窓がないのね♪

雨が降ったら、上がった後にソファーのお掃除♪



『ねぇ~いつになったら窓がつくんですか?』

『なんだか納期が遅れているねぇ。はっはっは~^^』



結局1ヶ月ほど、この状態でした。

一緒に住んでいたオーナーさんは、コテコテのオージー。
(オーストラリア人)



おおらかにゆったり、楽しく生きるということを
教えてもらいました。


つづく...
  


2009年09月02日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 01:25Comments(2)オージーライフ