雨 の 日曜日

雨の日は、まだ寒さが残りますね。

きっと、ひと雨ごとに暖かくなって、
いつの間にか冬の足音が遠ざかって...


今週は土曜日までお仕事だから、日曜日が
貴重なお休みの日。


お天気は雨だけれど、特別行かなきゃいけない
場所も、しなくちゃいけないこともないから、
雨音聴いて過ごせるのはとても嬉しい時間。







雨の日に、ゆったりとした曲をかけながら、
雨音に重ねて過ごすのは大好き。






よく、


“お天気が悪い”


なんて言葉を使ってしまうけれど、これは
自分の都合だなぁ..と、反省してみたり...






のんびり過ごす雨の日曜日は、私にとっては



“ごきげんなお天気”



  


2012年03月02日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 23:21Comments(0)徒然

たくさんの光をもらって

たくさん打ちのめされて、弱点思い知らされて、
もがいてもがいて、逃げたくて逃げたくて...


でもなんとかなんとかしがみついて、いられました。


いろんな流れ、みなさんの光に助けられています。


ごぶさたひよこまめです^^





先日のテレビにて再会(再会って言うのかな?)



ずっと前から気になっていた人


顔が好みとか、そういうことではなく...




この人の見ている方向のスケールがすごくて。



全然別次元で世界を見ているのだろうなぁ






まさかこんな形でまた見ることができるなんてびっくりしたけれど







目に見えない部分の想い、伝えたいこと、スケールの大きさに、
圧倒されました。


ダンスや音楽は枝葉であって、その根幹がすごい...




【 World Order 】 2012



積み重ねた歴史が終わりを告げ

運命周期の記憶よみがえる

知らない世界を思い出して

内なる出会いが現れてく




  
タグ :須藤元気


2011年11月22日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 21:22Comments(0)徒然

流星群を想いながら

バカは風邪引かないはずなのに風邪を引いた...みたい

寒空の下、夜空を見上げていたわけでもないのになぁ。
(流れ星 一緒に見たい人と見られないくらいなら、
 独りで見る。そんな強さは、まだ私にはないらしく...。)





あ、だから昨日はあんなに暴風雨だったんだ。(笑)



今朝も少し、頭がふらふらしていたけれど、ちょっとは
親孝行しないと..させてもらわないと...





【シーフードリゾットと鶏だんごの野菜スープ】


白ワインとローリエ(ローレル)加えるだけでも、クリーム系のお料理は
格段に美味しさが増します。

私はソースやたれを作るのが苦手だから、味付けの殆どは具材に
おまかせ。だしの力はすごいのです。


お茶もお料理もきっとおんなじ。


どう美味しくするのか、じゃなく、素材の持ち味が生きるように
どう黒子に徹することが出来るのか...。


なかなか自我を薄くするのは難しくって、余計なことばかり
してしまうのですが...^^;



手放すべきは、やっぱり自分の内面にあり、です。(反省)

精進精進...  


2011年11月20日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 23:36Comments(0)徒然

若年寄な二十代

“水うちわ”というものを、恥ずかしながら、今年初めて
私は知りました。


水うちわとは、鵜飼を船から見物する際に、うちわを
長良川の水に浸して仰ぎ、涼を楽しんだことに由来する
そうです。

水に浸けて仰げるうちわなので、特殊な和紙とニスを使い、
職人さんが手作業で細かい技を駆使して作ります。


さすが日本...風情でいいなぁ...と、感心しつつ、
自分とは別世界の素敵な一品だなぁなんて思っていたら...







思わぬサプライズプレゼント!

いただいたことももちろん嬉しいけれど、水うちわと
私を結びつけてくれたことにも、驚きと感謝...


お茶でまったりする二十代同志は、なんだかとても
若年寄な感じだけれど、とりあえずお互い元気で
頑張れていて良かった


お礼は何にしようかなぁ


とりあえず、お手紙に添えて、季節の切り絵を
贈ろうかな...

  


2011年08月29日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 19:00Comments(0)徒然

よれよれノート

雨の続いた先週、雨の中に落として、無くしたと思った
仕事用のノートが、奇跡的に戻ってきました。


近所のガソリンスタンドの前で落としたかも...と思い、
ガソリンスタンドのスタッフの方に聞いたところ...





落とした場所の向かいのマンションの人が偶然発見



ガソリンスタンド横のタバコ屋さんのおばちゃんに渡す



おばちゃん、ノートをビニール袋に入れて、いつ
取りに来てもわかるよう、お店の前のスクーターに
ぶら下げてくれていて



その一部始終を、ガソリンスタンドの方が見ていて
くれたそうで


私の手元に戻ってきました!

あぁ...絶対絶対、偶然じゃない...
本当にみなさんありがとう(涙)






よれよれになってしまったノートだけれど、ちゃんと
おてんとうさまは見ているから、頑張りなさい、と
言ってくれているようで...


逃げたいことも、自分自身の弱さと悪いプライドと
向き合うための試練と思って、受け入れて...
いつかこの苦しさを、感謝に変えることができますように


  


2011年08月29日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 07:00Comments(0)徒然

“生きる”ということ

朝、見上げる空が幾分高くて、秋の訪れを感じます。

日が高くなればまだまだ残暑厳しい毎日ですが、
徐々に秋の雲が増してきて、もうすぐ行き逢いの空。
8月ももう終わりですね。




泳ぎや息継ぎを上手に出来ないまま海の中にいるような
毎日で、もがいてもがいて、1日1日がやっとの思い


心がしぼんでしまいそうになる度に、何処かで誰かに
そっと助けられていて...


先日、ありえないタイミングで、お世話になっている
しばきり園さんの9年前のお茶をいただく機会がありました

届けてくれたのは、九州・宮崎のマルイシ園のご主人。
多くを語らずとも、見通されてしまうのが怖くもありますが、
自然の中で、自然と真っ直ぐ向き合う姿勢が素敵な方です。


9年前のお茶...
普通であれば、痛んでしまうはずのものが、痛むどころか
熟成を重ね、いまだに命の光が灯っていて...

しばきり園現ご当主作であり、ご当主のお父さまの想いが
お茶を通じてまだそこに息づいている...


本質的な、“生きる”意味って、こういうことなのかな...



日々の生活の些細なことに揺らされながら、時々、こうして
気づかせてもらえること...


自分の役割をきちんと見出せるように、果たせるように

明日からまた、向き合う日々に精進、精進...


  


2011年08月28日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 20:31Comments(0)徒然

梅雨明け...したかな?

お...終わった...



やっとこ、仕事の山をひとつ越えて、少し一段落...





おかげで2kg痩せました♪(苦笑)






...しんどかった

縁側ねこになりたい。。。









久し振りにどうしようもなかった1ヶ月





いろんな想いで見送った命...


自分でも分からない焦燥感...




心の中で..叫ぶような祈りは数知れず...





濃い涙をいっぱい流して、でも、たくさんの人が
私を見守っていてくれていると感じさせてもらえた1ヶ月






自分の誕生日すら構ってられなくて、いつの間にか、
齢ひとつ、重ねていたようです






そんな怒涛の日々の中、日本茶セラピーをしてくださった
ゆうさん、ありがとうございました







その年の気候や作柄など、表面的ではない奥にたゆたう
芯の強さを感じさせてくれる、山水園さんのお茶を
選んでくださいました^^



味、とか、好み、とかではなく、そのお茶を育てている
生産家の方の、お茶に対する向き合い方、生き方から
今の自分の心に響くお茶をおすすめする...



ゆうさんだからこそできる、素敵なセラピー^^




ここのところ、お茶とのそういう向き合い方から離れている
私にとって、心が痛くなるくらい、素敵な時間でした








とりあえず...

この週末は、いただいた甘いものをいっぱい食べよう♪

  


2011年07月09日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 22:59Comments(0)徒然

ぐぅ。。。



ねむねむ。。。



春じゃなくても眠いのはなぜでしょう...?





書きたいことはたくさんあって、でも、混沌としていて
出口が見えない



それでも、目指すべき方向はひとつなので、もうしばらく
ゆっくりジタバタしてみます ^^



  


2011年05月16日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 23:42Comments(0)徒然

ごしごし

...ここ1週間


午前中は、時々お客様にお茶を淹れたりしつつも、
午後はお掃除に励む日々


訳あって、半分廃屋(..は言い過ぎとしても)の
ようになったほこりだらけの旧会議室を、とにかく、
黙々とお掃除




ほこり...いっぱい。。。。。。。。。。。





どこもかしこも、指でなぞって字が書けるほど。
マスクをしていても、微粉末のようなほこりが
鼻や肺を攻撃してきます。(笑)



お仕事が始まる前に、少し日にちに余裕があったので、
禅寺に行っておつとめを少しでもさせていただこうか..
なんて考えていて、結局行けなかったので、ある意味、
良い機会なのかも...


ほこりだらけのこの部屋で...



今までのこと、これからのこと


関わりのある人のこと、自分のこと



ゆるゆると考えながら、磨きながら、このほこりって、
実は私の心の映しかなぁ...なんて巡らせながら..




ほこりと泥だらけの窓ひとつ掃除するのに、すごく
長い時間を要して、なかなか終わりが見えない



それでも、開け放った窓からは、迷いのない青空と、
そっと見守るお月さま



季節は暖かな春



今日も...生かされている自分



気づきさえすれば、いろんなものに救われている






昨日まで、見事に咲き誇っていた桜たちが、少しずつ
葉桜に景色を変えていく




これが、最後であってもなくても...



今年も、素敵な姿を見せてくれて、ありがとう



  


2011年04月15日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 00:27Comments(0)徒然

桜雨



メガネが歪みそうなほどの満員電車





職場が変わってから、毎朝の日課になったそれも、
当たり前になってしまえば慣れてしまう






今年は、春が長くためらっているせいか、桜の
開花と同じタイミングで、桃の花が満開になった




ソメイヨシノの儚げな薄い桜色とは対照的な、
河津桜のような、濃いピンク色の桃畑




地球の機嫌を、人間がどんどん損ねていくみたい...








それでも世界は




こんなにも綺麗で切ない








自分ひとりの力の小ささを思い知るたびに、
祈るように、ひとつひとつに想いを託す






“できる” “できない”



とか




“伝わる” “伝わらない”



とか




結果はわからないけれど






只々、紡ぐ




祈りながら  願いながら

  


2011年04月08日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 22:41Comments(0)徒然

迎える始まり

朝の光が、ゆっくりと夜空を染め始める頃を
暁降(あかときくだち)と呼ぶそうです





明日からの、新しいお茶との関わり

新しい環境に就くのなら、本当はもっと緊張したり
不安になったり、そわそわしたりするはずなのに...


鈍くなったのか、受け入れられる部分が広がったのか



自分のことは凪いでいて、もっと違う不透明さに
直面している仲間を案じてしまう



人それぞれ役割は違うけれど、目指す場所や想いが
同じ方向なら、その先でいつかまた、笑顔で逢いたい



どうか無事で、心も身体も...



家族に、友達に、仲間に、関わりあえた人たちに...





私自身も、自分の役割に向かいながら、いつも空へ
放つ願いが、想いが、届きますように...


  


2011年03月21日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 23:30Comments(0)徒然

想うことから始まるから

過去最大級の地震、遭遇したことのない原発のトラブル...


初めてのこと、わからないことが多すぎて、それはきっと、
これからもなくならない




計画停電が実行される中、周波数が違うせいで、節電も
直接の支援にはならないけれど...

何かせずにはいられない

小さなことでも、直接反映されなくても...



その想いがなければ、きっと何も動かない




被災していない私に出来ることは、同情や同調するのでは
無く、元気を無くすことでもなく、寧ろ、きちんと元気に
目の前のことを守ること

いつ、自分が同じ立場に置かれるか不安は募るけれど、
連日の報道に心を沈めず、光を広げていくこと


その想いや願いが連鎖して、どういう形であれ、届いたらいい



“ 必要以上に深刻にならないで ”、と、願う被災地の方々の
メッセージを無駄にしないように...


不安で傾いでしまいそうな自分に言い聞かせて、今日も、
自分にお茶に、向き合ってきます^^

  


2011年03月16日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 22:10Comments(0)徒然

怖さの先に、願うこと

あの日から...

いろいろな意味で、日本が、世界が、心が揺れ続けて
います



自分に出来ることなど、本当に本当に微々たることで、
自分一人の力の弱さに心が傾いでしまう


それでも...



今、こうしていることが、当たり前じゃないこと


目の前の人、もの、出来事を、出来るだけ大事に...




出張に向かう父を見送る時、いつも感じない想いに
苛まれ...淋しそうな、不安そうな母を宥めて...




突然の、どうしようもない喪失は、いつやってきても
おかしくない




自分が、置いていく側になるかもしれない




何の前触れもなく起こるそれは、どうしたって、
防げるものではないのだけれど...






失うことの経験が、心を臆病にさせる..不安にさせる






だからこそ、その日一日、相手と別れるその瞬間は、
出来るだけ笑顔で締めくくれますように...




少しだけ、薄くなっていた怖さが蘇った分、もう一度、
自分に言い聞かせる



空を見上げて、途方もない、願いと祈りを込めて...






雲間から、差し込む光

“ 天使のはしご ”と呼ばれているそうです



少しでも、地震の被害が最小限に抑えられることを
祈って止みません



  


2011年03月14日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 23:35Comments(0)徒然

海と空の境界線





久し振りの海...



冷んやりとした穏やかな風と、柔らかく暖かな日差し




生きてる...生かされているなぁ...




寒さが苦手な私を、暖かく包むお天道さまと

キラキラと光るゆるやかなさざ波





いつの間にか増えたテトラポット


小さな頃は、波際まで走って走っていたのに
随分と、砂浜の部分が削られてしまっている




心が立ち止まるたび、海が近くて良かったと思う




空や海や...



少なくとも、私が生ききるまでは不変だろうと想うものに
心を託すのは、自分の弱さ故かもしれないけれど...



それでまた、歩き出せるなら、何度でも...






  


2011年01月23日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 21:23Comments(0)徒然

桜想い

久し振りに、指に桜色を纏う


懐かしい感覚と、新しい感覚と...



今まで、意識的に、無意識的に閉じていた
心の奥まですべて、風が吹き渡るように...




昨日は、二十四節気の大寒




日々、身体に受ける風は冷たいけれど、大寒の
次に来てくれる立春を想うと、心が春に向かっていく






その道の過程で、雨が降っても、冷たい風が吹いても


季節はずっと巡っていくから


空はいつも、晴れてくれるから





無駄にしないで大事に大事に...日々精進

  


2011年01月22日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 00:22Comments(0)徒然

銀の華





殆ど雪の降らないこの場所で...



さっき、一瞬、舞い降りた雪も

やっぱり、たぶん偶然じゃない







真逆のベクトルに引っ張られて、
本来なら身動きの取れない心に
動揺するはずなのに...






表面を波打つ感情のその下で


揺らがない、迷いのない心が在るから...






傷つけてしまうことも覚悟の上で、
潔く、自分の心にも傷を刻んで...




逃げずに向かい合う






覚悟を決めたその後で舞い降りた
空気の透明感と白い雪と...





放つ想いがどうか、いつか、届きますように...





  


2011年01月16日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 00:35Comments(0)徒然

ひだまりの向こうに





心の方向をしっかり持てたなら

表も裏も、右も左も、白も黒も...





全てに光を感じることが出来る





もちろん、心は揺れても...





その奥に、確かな想いが、もう宿っているのなら








迷うことはひとつもない






自分の芯を信じて、お天道さまを信じて
これからも、感謝と共に歩んでいくだけ...







  


2011年01月14日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 01:50Comments(0)徒然

世界で一番バカな旅人

こんばんは。

外は冷たい風が吹き荒れています。
明後日の寒さはかなり厳しくなりそうですが、
日の暮れる時間が徐々に遅くなるのを感じると
冬が深まる分、春が近づいているんだな、と、
思います。


今日は、私の大切にしている本の一部をご紹介
します。

本と言っても、少女漫画なのですが、恋愛要素
よりも、生き方を考えさせられる本です。

少女漫画をほとんど読まない私ですが、この本は
別格です。

『フルーツバスケット』全23巻  高屋奈月

その中のエピソードをひとつ...


【 世界一バカな旅人 】


クラスのみんなで一緒に本を読んだの。
その中の一つにね、

『世界で一番バカな旅人』

ってお話があったの。




バカな旅人が旅をしているの。

どうバカかって言うとね、すぐ騙されちゃうの。
街の人に騙されちゃうの。

その度に、お金や服や靴を騙し取られちゃうの。


でも旅人は「これで助かります」っていう街の
人のウソにも、ポロポロポロポロ、涙を零すの。

「お倖せに...お倖せに...」って言うの。


で、とうとう素っ裸になっちゃって、さすがに
旅人も恥ずかしくって、森の中を旅することに
するの。



そしたら今度は、森に住む魔物たちに出会うの。


魔物たちは旅人の身体を食べたくて、言葉巧みに
騙していくの。


もちろん旅人は騙されて、足を一本、腕を一本、
あげちゃうの。


結局、旅人は頭だけになっちゃって、最後の魔物
には目をあげたの。


その魔物は目をバリバリ食べながら、

「ありがとうお礼に贈り物をあげます」

って置いてくの。



でもそれもウソで、贈り物は「バカ」と書かれた
紙切れ一枚。


だけど旅人は、ポロポロ泣くの。



「ありがとう、ありがとう。
 初めての贈り物だ、嬉しい、嬉しい。
 ありがとう、ありがとう。」


もう無い目から、ポロポロポロポロ、涙を零すの。




そして旅人は、そのままポックリ、死んでしまい
ましたとさ。











...クラスのみんなは、笑ってた。


僕はその中で、目を閉じて、旅人のことを考えて
みた。


騙されて、頭だけになって、ありがとうと泣いた
旅人のことを考えてみた。


...



損とか、苦労とか、考えるだけムダだよ。
旅人はそんなこと考えちゃいないもの。


ただ...誰かにとってはそれがバカでも、僕に
とってはバカじゃないだけ。


誰かにとっては騙しがいのある人でも、僕は騙さ
ないだけ。


僕は本当に、喜ばせてあげたいと思うだけ。






...それでもやっぱり、バカだと思う?







目を閉じて、何を思う?




『フルーツバスケット 第3巻より』







損することと、不幸になることは、必ずしも比例
しないんだと気づいた時、心がとても楽になった
ような気がしました。


ここまで献身的にはなれなくても、心の何処かに
留めておきたい..。
そういう人を見過ごさない心の眼を持っていたい、
そう、思います。


  


2011年01月09日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 00:01Comments(2)徒然

除夜





東京に来ています。

泊まっている場所から一番近い築地本願寺に
来てみました。


甘酒いただいてほかほか。


思いの外、寒くなくて驚きました。
今年も残りわずかです。


2010年。
長かった11ヶ月と、ゆったりと、気を抜いて
しまった最後のひと月。
2009~2010年は何十年か分を凝縮したような、
ものすごい重みを持った2年でした。

振り返ると、随分遠くのことのように感じます。
出会った人の数もとても多く、いっぱい泣いて、
それ以上にいっぱい笑えて、たくさんの笑顔も
いただきました。

本来は今年1年の罪を懺悔し、煩悩を除いて、
新年を迎える日。

想い出す感謝と共に、自分の至らなさと未熟さを
心に留めて、新年を迎えようと思います。


今年1年、ありがとうございました。
どうぞみなさまも、よいお年をお迎えください。
  


2010年12月31日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 23:30Comments(0)徒然

やっと発見







ずっと探していた曲。ふとしたきっかけで
やっと発見。


青が深まっていく空、涼やかで、やさしい
潮風が心の中で重なっていく。



夏生まれだからなのか、青い海と空が好き。



何処かに置き忘れたような、もう通ることの
ないかもしれない、淡い切なさを思い起こさ
せてくれるような曲。



一般的な幸せを、いつの頃からかあまり願わ
なくなってしまったから、時々自分の位置が
不明瞭になってしまう。

なのに、不安を伴わないのは、たぶんもう、
心の何処かで手放してしまっているせい。

全部ではないのだろうけれど...。


捉われないことは、透明感を増していくようで
その位置が、すでに穏やかで心地が好いから。


揺らぐことのない心の重心は、まるで、静かな
凪の海のように...



  


2010年12月30日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 02:36Comments(0)徒然