お茶談話

こんばんは、ひよこまめです。

今日はお茶の問屋さん、望月さんの奥様と、お茶談話をしてきました。

お茶に向き合い、お客様を想って作られるお茶と、その隅々まで行き
渡った心遣いに、心が温かくなりました。

お客様からのご注文が入ってから作られるブレンド。
お客様のお好みを、病院のカルテのように細かく記録していること。
お客様がご来店された時には、お話しながら、その場でブレンドをして
みることもあるそう。

利益を考えたら、至極効率の悪いこれらの作業。
『心を尽くす』
そんな言葉が、思い浮かびました。



奥様の、天真爛漫な明るい笑顔と心に、どれほど励まされ、助けていた
だいたことか...。

お茶のその裏に込められた想いをお伝えしたい...。

おこがましいこと、生意気なことは承知で、それでも私はこれからもそれを
伝え続けていきたいと、切に思う。

一生かかってもしきれないけれど、たくさんの方へ、お返しできるように..。

雨の日も、晴れの日も、日々精進。


  


2010年08月28日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 00:00Comments(0)日本茶

山小屋改装!!

こんばんは、ひよこまめです。
降ってわいた夏休み、充実させています。^^

さて、先日、20、21日と2日間、かなざわゆうさんの
山小屋の改装(壁紙張り)をお手伝いしてきました。

山小屋改装①(ゆうさんのブログ)

山の中とはいえ、今年の酷暑は容赦なく...。
最初はジーンズとシャツ姿ですが、途中から断念して、
水遊びのような格好になってしまいました。(苦笑)

1日目にご一緒した紀文さんの紅茶。
今日も飲んでみましたが、やはり和紅茶のやさしさは良いですね~。
これからもっともっと素敵に輝いていくんだろうなぁ..と、勝手に期待
しています。(笑)
素敵な紅茶と、数々の職人技、ありがとうございました。

2日目は、東京からもお手伝いの方が!!
年齢も職種も違う中、ほとんどが初対面の方なのに、文化祭のような
雰囲気で壁紙張りを楽しみました。
お茶の手揉みをするホイロ専用の和紙を、こんにゃく糊を使って張って
いきます。

年数が経つごとに、味わいが増すのかな..と、楽しみです。

写真は、休憩時間にいただいた甘~いスイカと、貴重な白茶龍井!


アフリカや中国にも度々渡航する寺田さんからいただきました。
中国式に、グラスに直接注いで..ゆらゆらとたゆたう茶葉が綺麗。

お茶で繋がる、素敵なご縁に感謝です。^^
  


2010年08月24日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 23:47Comments(0)日本茶

繋げていくもの

こんばんは、ひよこまめです。

残暑厳しいですね。
それでも、自宅ではエアコンはまだ使っていません。
貧乏性?エコ家族?
意外と、人間の耐性って鍛えられるんだなぁ..と実感。

先日のブログにも書きましたが、私は以前オーストラリアの
ケアンズに滞在していたことがあります。
夏の気温は日本と同じくらいですが、湿度が高い!
ケアンズの夏季は、雨季に当たるため、湿度が連日、
90~100%!!
そんな場所で鍛えられた身体は、なかなか頑張ってくれる
ようです。^^

お正月休みを利用してケアンズを訪れる観光客も多いのですが、
その時期は雨が多い為、あまりお勧めできません。
ご注意を...。

さて、先日、ずっとお伺いしたかったチャ茶へ、ようやくお邪魔
することができました。
小泊先生が掛川で開いていた情報発信のお茶処。
今年の6月より、袋井で再スタートです。
O-CHA処 チャ茶 応援ブログ



店内にずらっと並ぶ、お茶、お茶、お茶!!



会話をしながら、小泊先生が中国茶と日本茶でおもてなし
してくださいました。
会話と人の心を繋いでくれるお茶。
国境や品種は関係なくて、自然の恵みと、作る人、もてなして
くれる人に、ただただ感謝。

地位や名声、お金ばかりが重要視されがちな現代で、本当に
大切なものは何か、自分はどうあるべきかを今一度、振り返り
見直すことができたような気がします。

傷ついても誤解されても、苦しくても、それでも私は、器用に
世渡り出来るようにはなかなかなれそうにありませんが、真っ直ぐ
お茶に向きあっている方にお会いできると、それでいいんだって、
勇気をもらうことができます。

明日から、川根方面へ出かけてきます。^^
↓大人の遊び♪してきます。
大人の本物遊び  


2010年08月20日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 00:06Comments(2)日本茶

パロネラパーク

こんばんは、ひよこまめです。
久しぶりに、オージーライフの記事を...。

20~21歳までオーストラリアにワーキングホリデーで
滞在していました。

いろいろな場所を旅しましたが、海が好きなこともあり、
ケアンズには半年滞在していました。

ケアンズから車で約1時間半の場所に、パロネラパーク
という古城跡があります。
スペイン人のホゼ・パロネラという人が、お城を持ちたいと
いう夢を叶えるために作ったお城と言われています。
(1935年に完成)



現在では既に朽ちた状態でコケが生えていますが、
今でも噴水があり、不思議な雰囲気の漂う庭園は、
ラピュタを彷彿とさせる感じです。



ラピュタのモデルのひとつと言われていることに関しては、
賛否両論あるようですが、確かにこじんまりとはしていた
けれど、人の生み出した栄華と夢、そして朽ちてなお、
草木に覆われ、その姿を静かに保つ様は、自然の中で
生かされている人間の光と影を思わずにはいられません。

個人的にはとても好きな場所です。

↓夜のパロネラパークも見られます。
http://www.paronellapark.com.au/japan/

夏は蚊が多いので、おでかけの際はお気をつけくださいね。^^  


2010年08月18日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 00:43Comments(0)オージーライフ

川根に行ってきました^^

昨日、思い立って川根まで出掛けて(正確には連れて行って)
もらいました。
 
今回ふらりと寄ってきたのは・・・
 
茶房 『遊』さん

やませき園さん
 
川根温泉 『ふれあいの泉』
 
フォーレなかかわね 茶茗館
 
 
考えてみたら、お盆休みの真っ最中。^^;
温泉は子供たちで賑やか!!
日よけ?用の寒冷紗に、茶処だなぁ...と笑みがこぼれ、
SLの音と子供たちの歓声を聴きながら、のんびりと温泉に
浸かってきました。



 
 
写真は、煎茶ロールケーキセットと鴨おろし。
(by  茶房 遊 さん)

こちらでは、中国茶もたくさん揃えているためか、お煎茶は
お急須ではなく、中国茶用のティーポットで登場しました。

噂には聞いていましたが、このティーポットを使用するのは
初めて。
 
入れ物が大小2重構造になっていて、内側に茶葉が入って
います。(写真わかりづらくてごめんなさい。)

お湯を注ぎ、頃合をみてボタンを押すと、下の部分にお茶が
抽出され、お茶の葉が上側の容器に留まる仕組み。

ボタンを押して、鮮やかな緑色の川根茶が抽出されるのが
楽しくて、4~5煎いただきました。^^

手打ちそばの鴨おろしも、美味しかったですよ。
(セットでサラダとぜんざいが付くのも嬉しい♪)
 
行き帰りの自然の風景にも癒された1日でした。
 
 
 
  


2010年08月15日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 00:11Comments(3)日本茶

寺かふぇさん♪



こんばんは。^^
今日は、今年初の浴衣を着物風に着て、寺かふぇさんに
お邪魔してきました。
(写真の土瓶は、きものカフェちどりさんで購入した帯飾りです。)

お寺・・・
なぜか私は、小学生の頃から神社・仏閣が大好きでした。
小学校6年の時の修学旅行では、同じ班の友達に待って
いてもらい、浅草の浅草寺で初めて御朱印をいただいたのを
覚えています。(笑)

私の大好きなお茶とお寺!
そして今回は、お琴と二胡の演奏もありました。
お着物を着て、美味しいお茶(まちこの冷茶)をいただき、
演奏を聴きながら夏の夜を過ごす...。
贅沢な時間でした。

最近だいぶ有名になってきた『まちこ
とても素直に、優しく淹れてくださっていました。
心が優しくなれるお茶、場所...

素敵な出逢いと、そして日本をこんなにも愛している
人たちがこんなに身近にいらっしゃったこと、とても
とても嬉しく思います。感謝です。^^

  


2010年08月09日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 00:06Comments(2)日本の心・文化

職人さんの心意気


※写真はイメージです。

橋の隅っこから、花火を見上げる。
心にまで響いてくる振動と光の雨。


沸き上がる笑顔の歓声を背中に感じながら、胸が痛くて痛くて、
自分の頬を流れる涙に、静かに驚く自分...。

読み上げられるのは協賛者の方の名前。
でもその奥には、読み上げられることのない、花火師さんたちの
途方もない努力と時間と歴史の重み。



“ 伝える ” ということ

“ 繋げていく ” ということ



不況のあおりの中、減っていく職人さんたち。
それでも、今年もあげることのできた花火師さんたちは
自分たちの花火を、どんな想いで眺めていたんだろう...。
仲間の花火を眺めていた人は、どんな心境だったかな...。


少し、勝手に自分と重ねて、胸が痛くてどうしようもなかった。


時代の流れ

利便性、合理性の追求

精神性よりも物欲主義


自分の中にもあるのだけれど、きっとこんな風に、日常の中で
大切なことを、たくさんたくさん見逃しているような気がする。


もちろん、純粋に花火を楽しむことが悪いことではなくて、
(作り手はそれを望んでいるのだから)
でも、違う角度から見ることができたのは、きっと今のお仕事に
何か通じるものを感じているから...。


綺麗ごとだけで生きていける世の中ではないけれど、出来ることなら
まだ少し、もう少し、繋げていきたい..絶やすわけにはいかない。


微力なことは承知の上で、精一杯の悪あがきでも。
どうか、伝わりますように...。

  


2010年08月02日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 00:29Comments(0)日本の心・文化