お茶と二眼レフ

こんばんは^^ひよこまめです。

先日、Ohno Camera Works さんで頂いた
二眼レフのパンフレットを見ながら...









お茶を淹れるときの心構えと、なんだか
似ているなぁ...とふと思いました。




二眼レフは、フィルムが12枚。
もちろんアナログ(フィルム)だから、
撮り直しはききません。


だけどその分、
『一枚一枚を大事にできる』 by 大野さん


二眼レフは、お辞儀をして(レンズを上から
覗き込んで)撮るから、撮る側も撮られる側も
優しい気持ちになれる...とも。



一期一会..なんですね。



被写体に、ピントを合わせていくのは、
お茶の声を聴くことにも似ています。


茶葉によって、気温によって、温度や時間、
急須の回し方の照準をあわせていくこと...


そして淹れた一服のお茶が、相手の心に
どのように映るのか...




ただ、おもてなしの気持ちだけでは越えられない、
経験や、人としての器の大きさ、懐の深さが、
その一服に、映されてしまうのだと思います。




自分の精一杯が届かない時、反省したり、落ち込んだり..

答えなんてないのかもしれないけれど、そんな時こそ、
また初心に還るきっかけなんだと思って、日々、精進...。




  


2009年02月16日 Posted by お茶セラピストのたまご ひよこまめ at 22:38Comments(2)日本茶